天水さん〜神戸元町

神戸の元町に天水という占い師の店がある。

天水さんの店 ちなみに場所は、お助けオバちゃんの店のすぐ近くにある。

この人、私が三宮の占い館アゥルタームへよく行ってた頃に見かけた人だった。アゥルタームに所属の占い師だったのだ。女性占い師がほとんどのアゥルタームに一人おじさん占い師がいたので、目立っていたのを覚えている。

いつの間にか、独立して神戸元町に店を出していた。アゥルタームに所属する前には元々、独立していたらしいのだが、阪神大震災によって店がなくなり、その後アゥルタームに所属して占い師を続けていたようだ。そして、現在はまた、独立してやっている。

さて、店には手相800円と書かれている。格安である。試しにみてもらうには、痛くない料金なのでふらりと入ってみたことがある。

「手相をみてください。」私は両手を出した。天水さんは仕事は何をやってるかを聞いてきたので、派遣社員だが、営業をやっていますと答えた。

「あんたは、左手は慎重だが、右手で判子を押させる」と言った。天水さんの手相占いは他の占い師とは切り口が変わっていて面白い。

そのあと、アゥルタームにはよく行ってましたよという話になって、天水さんも「わしもあそこにおったんや」と言って、当時仲良くしていた女性占い師と今もメル友だということを嬉しそうに言った。こんな話で、盛り上がってきたので、私は、四柱推命でも見てもらうように依頼した。天水さんの四柱推命は高木乗派で、関西の占い師には珍しい流派を使う。

天水さんは私の生年月日から、命式を書きながら「なかなかええ運しとる。財も回ってきてるし」とかつぶやいている。

「これからはだんだんとよくなってくるで」と言われた。これはよく他の占い師にも同じことを言われる。

私は、「一生うだつの上がらない命式というのはあるんですか?」と聞いてみた。

すると天水さんは「ある。わしがそうや」と答えた。

この答えは、妙に説得力を感じてしまった。占い師といえども命式と違う人生は歩けないのだろうか。

そして「わしもようやくちょっと運がまわってきたけどな」とつぶやいた。「ああ、そうなんですか」と私はあまり気にしていなかったが、その後しばらくして書店で天水さんの書いた占いの本が出てるのを見つけた時、ああこれが売れてもっと有名になったらいいのになあと思った。ちなみに占いの本は花占いという本だ。人の運を60種類に 分けて花にたとえてる本で占い素人にも読みやすく書いてある。

鑑定後、天水さんは、雑談でけっこう盛り上がったので嬉しそうだった。いいおじさんという感じである。手相800円だし、一度行ってみることをお勧めします。面白いから。

榎本 圭秀さん〜占いハウスクイーン三宮店

またまた、占いハウスクイーンの三宮店だが、榎本圭秀さんという占い師にもみてもらったことがある。

占いハウスクイーンはあちこちにあるが、三宮店は、JR三宮駅前のダイエー8Fにある。1件千円というお手軽な料金だったので、お気軽に訪ねてみた。

このころは手相に凝っていたので手相でみてもらいたかった。

「あのー、手相を見てもらいたいんですけどいいですか?」

榎本圭秀さんのプロフィールをみると四柱推命が得意のようだが、私は手相にこだわった。相手もプロである。お客のニーズには答えなければやっていけない。手相だけでみてくれたのだった。

榎本さんの手相は、私の期待していたものとは違っていて、過去の出来事や未来についての予測はあまり的確とは思えなかった。それに私が本で勉強した範囲を超えたことは言ってくれなかった。しかし本で学んだことがプロ占い師も同じこというんだなあと変に納得してしまった。

榎本さんは一生懸命、私の手をみて占ってくれたのだが、どうも得意の四柱推命にしてもらったほうがよかったかもしれない。

その後、榎本圭秀さんの名前はあちこちの占いスペースやイベントでみかけたから、クイーンの三宮店だけでやっているのではなさそうである。

森中西龍さん〜ジェム占いプラザ

神戸のジェム占いプラザにはよく行った。理由はいつ行っても空いているから(笑)。これは、やはり男には大きい。占いで並んでいるところを人に見られるというのは、恥ずかしいわけである。どうしても空いているところへ行ってしまう。ジェム占いプラザでもいつも客が入っている里宮さんのような占い師もいるが、他の占い師はがらんとしている。

森中西龍は、そのがらんとしている占い師の1人だった。

男性占い師というのは、おばちゃん占い師とは違ってなんかすごく勉強しているように勝手に思ってしまう。だから、すらすらと運命を読んでくれるのではないかと思って入ってしまった。

森中西龍さんだが、写真のイメージよりは、ぱっとしないおじさんだった。私は仕事運をみてもらった。

森中さんは私の生年月日から四柱推命鑑定書と書かれた用紙に命式を書き込んでいる。命式ができたあとに森中さんは「何をみてほしい?」といわれたので、「仕事をみてください。現在、派遣社員をしていますが、いつまでもやってられないので。ちなみにセラピストを目指して学校に行きましたが、先生の選択を間違えて、プロを一度も育てたことがない先生についてしまい、お金と時間を無駄にしました。」と私は答えた。

森中さんは「技術を習うなら一流の先生に習いなさい。」と言ったので私はその通りだと思った。

が、森中さんは「読売文化センターとかは一流の先生が来てるで。いっこく堂とか(腹話術の人)。」と言った。

私はカルチャーセンターじゃ一流の先生といってもさわりしか教えてくれないじゃんかと思ったが、反論はしなかった。けっこうこの人世間知らずかもしれん。

そのあと、森中さんはどういう仕事が向いているとか私の意向とは関係ない職業をいろいろとあげてくれた。「理容師とかどうや。向いてるで。」

理容師?なんで30半ばで理容師やねん。しかも全然興味ない分野やし。

森中さんは、なんとか鑑定時間中に目標とする仕事を見つけてほしかったようで、色々と頑張ってアドバイスしてくれたが、なんかずれていた。

なんというかちょっとKYなのである。占い師なのに。

鑑定が終わりありがとうございましたと言って店をでた。

今、手元にはその時の鑑定書が残っているが、命式が書いてあるだけで、そのときのアドバイスとかは何も書いていない。私は四柱推命の勉強がしたくなった。自分で読めるようになりたい。

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占いなんかに頼るなんてとバカにしていた当時30代の男kannsaiフールが2000年に占い師初体験をきっかけに占い師をめぐり自らも占いを勉強するに至ったお話です。占いについての雑感と占い師体験談について語ります。

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